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2011年5月15−21日


5月15日:車で6時間。ナイジェリア北部最大の都市、カノへ。ナイジェリア連邦共和国は36州から成る連邦制。人口約1億5千万人という人口大国である。代表的な都市として元首都であった南部のラゴスや北部イスラム圏の最大都市、カノなどがあげられるが、いずれも州人口は900万人を超える。首都のアブジャは20年ほど前に人工的に作られた都市だが、ここも最近の人口増で周辺地域も含めて200万人ほどといわれている。確かに、人は多い。自動車もバイクも町中を占領しているが、とにかく人が多い。だが、よく見ると人はほとんど男である。市場、スーパーマーケット、レストランなどなどで接する人たちもほとんど男。子どもたちも男。夕食は中華レストラン。味は濃いが蒸したご飯粒といっしょに食べれば、それなりに味わえる。

 


奥に見える丸い岩山が有名なズマロック。高さ300㍍、
長さ1㌔にも及ぶ巨大な岩山.首都アブジャ郊外にある。

5月16日:午前中は車で1時間ほどの郊外まで行き視察。道路は実によくできている。反対側車線を使って堂々と追い抜きをやるのだが、そのタイミングがなかなか微妙。見ているだけではらはらする。集合時間などの遅れにはかなり寛容なのに、カーレースのようなあの追い越しはやらないと時間の無駄という。よくわからない。乾期の最終コーナーの時期、ということで暑い、乾いている。ホテルの室内で水滴のたれる洗濯物を吊るしておいても数時間で半乾き。肌も相当、ドライなのだろう。夕食はインド料理。あまり食欲がなかった。


体長30㌢ほど。最初に見たときはゴム製のトカゲかと
思った。首をもたげ絶えずキョロキョロ。

5月17日:この地にも、かような生物が棲息していた。(写真)ネコを飼っていると家に入ってこないのよ、と言う人がいたが、そうか、ペットを飼っているのだ。ちなみに、ネコの名前をきくと”ユーユー”。しかし、ネコがいないと、かような生き物の生活圏と隣接することになるのは、ちょっと避けたい。が、実は住まいのあるアパートの入り口付近にも、かなり徘徊している。危害を加えてくるわけではない。見かけだけで判断してはいけない、と思うことにしている。1時間ほどかけて郊外へ視察。やはりこの暑さは厳しい。

5月18日:終日ミーティング。扇風機が猛烈な音を立てながら回転する中で話を聞きとるのは大変だ。でも現場の女性たちがたくましく活動している姿にこちらも励まされる。この場はほとんど女性たち。活発な意見交換が行われた。実践に基づいた現場からの発言には説得力がある。地域で活動するにも人材が少ない、機材が足りない、予算がつかない、などなど無い無い尽くしなのだが、どうすれば現状を変えていけるのか、その道筋はわかっている。少しだけ外部から後押しすることで彼女たちは前に進める力を持っている、とみた。持てる力を引き出すお手伝いである。
夕食はホテルのルームサービス。柔らかく茹でたスパゲティの山盛りと甘めのコールスロー、チキンカツ。味も量もなじめなかった。

5月19日:出張を終えてアブジャに戻る。夕方、激しい雷雨で気持ちよく涼しくなった。お土産にいただいたピリ辛の干し肉にビールで長旅の疲れをしばし癒す。実はカノにはアルコール類は一般的には販売していない。
夕食はご飯にワカメのみそ汁、ピーマン炒め。ごちそうである。

大塚 朋子

連絡先: ich05467@nifty.com